お灸は日本人の体質にぴったり!むくみや冷えに◎

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鍼灸治療でよくもちいるお灸。さまざまな種類があり、手軽でだれでも自分でできる、古くから続いている健康療法です。

でもどうして何千年もつづいたのか?それは日本人の体質と環境に、お灸の性質がピッタリ合うから、なのです。

日本人の体質・環境。特徴は「湿(水分)」が多い

日本の気候は、ご存知のとおり、一年を通じて湿度が高いです。梅雨や台風、近年では従来よりもひどい大雨や台風が来ることも多く、ジメジメする日が多いのが特徴的です。山が多く降った雨も川となって流れますし、米をつくる水田はおおい。また、日本の贅沢を表す「湯水のように使う」という言葉からも、水は周りに多くあるもの、と読み取ることができます。

では日本人の食事はどうでしょうか。和食には必ず味噌汁がつき、煮物や鍋などの水分たっぷりの食事をとります。そして刺し身や寿司など、生食するのが他の国との大きな違いと言えます。身体は食べ物でできていますので、自然と身体も水分に影響を受けて行きます。

このように、日本人を取り巻く環境(身体の外の因子=「外因」)と、日本人の食事・体質(身体の中の因子=「内因」)。普段から意識することはなくとも、身体の外にも内にも水分が多く、湿度(湿)が高いのです。

「湿」が多いとどうなるの?

日本人女性の肌がきめ細やかできれいな理由は、環境が潤っているためである、と言われます。きめ細やかな肌に保湿は欠かせません。

しかし、体内に湿が多くなりすぎるとどうなるでしょう。湿は水で重い性質がありますから、停滞して手足や顔のむくみとなって現れてきます。

むくみ、プヨっとなるだけならいいんじゃないか?と思われるかもしれません。ですが、湿が溜まると冷えてくるため、血流が悪くなったり痛みを引き起こすなど、身体の不調の元になりやすいので注意が必要です。

そんなやっかいな、湿。追い払うにはどうしたらいいのでしょう?それには、昔から環境と体質を踏まえて発展し、活用されてきたお灸が一番なのです。

湿(水)には火の刺激が◎!お灸は湿に働きかけます。

お灸は乾燥ヨモギを細かく砕いた艾を肌に置き、点火して燃やすことで、皮膚と神経に温熱刺激を与える療法です。

水を火にかけると蒸発するように、身体にたまった「湿」にお灸の「熱」をぶつけることで活性化。つまり、お灸をすることは、停滞しがちな水分を動かし、余分な湿を追い払う作用があるのです。

また、お灸は神経にも穏やかに刺激を与えてくれるため、自分の気になる箇所したお灸の効果が、全身にもよい影響を及ぼします

さらに、薬のように効きすぎるなど副作用が起こりにくい、安全かつ手軽にできるのが特徴でもあります。(注:治療中の方は医師に相談の上、安全に行ってくださいね)

身体の不調の元になりやすい「湿」、溜め込まないでお灸で解消!

中国から日本へ伝わってきたお灸。初めは冷えに効果があるものとして伝わったかもしれませんが、日本の特徴である「湿」にたいしても、大きな効果があるため、日本でお灸の文化が長く続いてきたのでしょう。

湿のたまり方は、人それぞれ。自分のペースで適度にできるお灸で刺激を入れて、身体の余分な湿を追い払いましょう!

 

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